アマデウス
分類: MOOK » 映画・映像
Posted by SO at 2005/06/15 10:18
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アマデウス

Amazon.co.jp
1825年、オーストリアのウィーンで、1人の老人が自殺を図った。彼の名はアントニオ・サリエリ。かつて宮廷にその名をはせた音楽家である。そのサリエリが、天才モーツァルトとの出会いと、恐るべき陰謀を告白する。「モーツァルトは殺されたのでは…」。19世紀のヨーロッパに流れたこのミステリアスな噂をもとにしたピーター・シェーファーの戯曲を、完ぺきに映画化。第57回アカデミー作品賞ほか、全8部門を受賞した。
ふんだんに流れる名曲群、舞台にはないミュージカル部分の追加、チェコのプラハでオールロケした美しい映像など、そのすばらしさは枚挙にいとまがない。監督は、チェコ出身の才人ミロス・フォアマン。2人の音楽家の精神的死闘は、見る者を極度に興奮させる。(アルジオン北村)
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
アカデミー賞8部門に輝いた傑作音楽映画。天才音楽家・モーツァルトの波乱に満ちた生涯をドラマチックに描いた感動作。“スーパー・ハリウッド・プライス 【アカデミー賞20選】”。
内容(「Oricon」データベースより)
天才音楽家モーツァルトの生涯を描いた、アカデミー賞8部門に輝いた珠玉の名作。F・マリー・エイブラハム、トム・ハルス、エリザベス・ベリッジほか出演。
モーツァルトと言う、一人の天才の才能に満ち溢れた、そして悲しい生涯を見るための映画…それが「アマデウス」。
「天才に敵は多い。誰もが羨むからだ」
豪華な食事・衣装・毎日のように繰り返されるパーティー・舞踏会・オペラ…マリーアントワネットの生涯を思い浮かべると華やかで悲しい生涯を思い浮かべる。
音楽・酒・女・薬・劇…華やかな生活は次第にエスカレートしてゆく。華やかさと惨めさはすぐ隣に存在している。天才モーツァルトも例外ではなく、その才能をねたんだ宮廷音楽家の陰謀により仕事も失い、生活は次第にすさんでゆく。まわり全てが壊れてゆき最後まで騙されたまま死んでしまう。
【関連】アマデウス AMADEUS
監 督 ミロス・フォアマン
出 演 トム・ハルス/モーツァルト
F.マーリー・エイブラハム/サリエリ
みるまえに 18世紀後半、ウィーンを舞台に活躍した楽聖、ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト。彼と、彼の才能をねたむ宮廷音楽家サリエリとの葛藤を描いた映画です。
モーツァルトに関するエピソードは、星の数ほどありますが、なかでも、35歳で夭折した彼の死因に関しては、数々の謎が残されているようです。この映画では、その死を題材にしており、大変興味深い作品となっています。
モーツァルトが、この映画に描かれているように、けたたましいガハハ笑いをするスケベで軽薄な若者であったかどうかは定かではありませんが、謎解きを織り交ぜたストーリー、「かつら」を含む衣装美術、劇中何度も登場するオペラに至るまで、超一級の娯楽作品といえるでしょう。
授業で見せたのは、モーツァルトが初めてオーストリアの宮廷に登場し、時の皇帝ヨーゼフ2世(マリア ・テレジアの息子、マリー・アントワネットの兄)に会う場面。すでに宮廷音楽家として活躍していたサリエリが、モーツァルトを歓迎するための曲を作り、皇帝が自らそれを演奏してモーツァルトを迎える。ところが、モーツァルトは、その曲を「ヘンてこな曲」と言い、1度聞いただけのその曲を、いとも簡単に弾いてしまう。さらに、「ヘンてこな節」の部分を「こうしたほうがいい」とか言って変えてしまう。サリエリの面目は丸つぶれ。皇帝は、モーツァルトの才能に一発で惚れ込んでしまう。このシーンは、権力や既成概念にとらわれないモーツァルトの性格をとてもよく表しているシーンだと思います。
また、この映画では、随所にモーツァルトの楽曲がでてきますが、私が好きなのは、冒頭に流れる交響曲第25番。戦慄が走る場面です。
ものがたり 1823年冬、ウィーンの精神病院でかつての宮廷音楽家アントニオ ・サリエリが意外な告白を始める。「モーツァルトを殺したのは私だ」と……。
かつて、宮廷音楽家として栄光の絶頂にいたサリエリ。その前に現れた一人の小柄で野卑な若者が彼のプライドをずたずたに引き裂いていく。そして、しだいに頭角を現していく彼、モーツァルトに、サリエリは憎悪を募らせていく。
サリエリは、モーツァルトが、皇帝が禁じている内容をテーマにオペラを作曲していることを密告する。そのため、冷遇されることになったモーツァルトは生活のために多くの楽曲を作り続け、体をこわしてしまう。それに追い打ちをかけるように、サリエリは、死神に変装してモーツァルトの家を訪ね、短時間で複雑な作曲を彼に強いるのであった。そして、モーツァルトはこの仕事による過労で35歳という若さで死ぬ。
【関連】つっきーの徒然草
アマデウス
本編の感想
物語はアントニオ・サリエリ(F・マーリー・エイブラハム)が自殺を図るところから始まります。一命を取りとめた彼が病院を訪れた神父に懺悔をし、過去を回想する形で物語が進行します。
サリエリは努力の人でした。音楽の道を進むことに関して、家族はいい顔をしてくれませんし、もちろん金銭的な援助も得られません。でも彼は神を熱心に信仰し、素晴らしい音楽を作ることで神に仕えていました。そして宮廷作曲家の地位まで登りつめたのです。
そんな彼の前に現れたのがモーツァルト(トム・ハルス)。
サリエリは彼の生み出す美しいメロディに神の声を聞いた気がしました。そして「どんな奴だろう」と会ってみると、これがとんでもなく奔放で女にだらしなく、神への信仰心などカケラもないような人物だったのです。
サリエリは神を呪います。「なぜ神の声の代弁者に、あのような下品なものを選ばれたのか?」と。
それからサリエリは策略を巡らし、自分の地位を利用して、モーツァルトが認められないように、そして彼の心身が衰弱するようにと仕向けるのでした。
この映画を観る人でモーツァルトに感情移入する人は少ないんじゃないかなぁと思いました。もちろん、「気の毒だなぁ」とか思ったりはしますが、全面的にモーツァルトを支持しながら観られる人はやはりモーツァルトと等しく「天才」肌の人なんじゃないかなぁと思うのです。
むしろ感情移入しやすいのがサリエリ。(つっきーだけだったらどうしよう/笑)
彼の妬みや嫉妬の感情はストレートに伝わってきます。自分が人の何倍も努力して得たものを、「なんでこんな奴が?」と思うような人間が簡単に手に入れるのを見たら、羨ましいなんて通り越して妬ましく思うのが人間だと思うから。もちろんそれは人間の弱さでもあるわけですが・・・。
この映画の中ではいわゆる「悪役」のサリエリですが、つっきーは彼がいとおしくてたまりませんでした。
ことごとくモーツァルトの邪魔をするサリエリ、でもモーツァルトの音楽の素晴らしさを理解する能力を神から与えられているゆえに(これも残酷だと思うのですよ、神様)、彼が新作のオペラを発表するたびにこっそり聴きに行ったりして・・・。
もし自分と同じフィールドに立つ人たちの中に、突然「天才」が現れたら?
その時、自分の中に生まれる感情はどんなものだろう?やっぱり嫉妬、妬み、恨めしさ・・・。自分の心の弱さを鏡で見せつけられるような映画でした。
ちなみにサントラが素晴らしく良いです。まさにモーツァルト・ベストというかモーツァルト・入門編というか、持っていて損はないと思います。
最後にアントニオ・サリエリは実在の人物です。彼は実際、「モーツァルト殺し」の噂を立てられてもいます。が、あくまで映画はフィクションですので、サリエリを悪く言わないであげてくださいね。
Posted by SO at 2005/06/15 10:18
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1825年、オーストリアのウィーンで、1人の老人が自殺を図った。彼の名はアントニオ・サリエリ。かつて宮廷にその名をはせた音楽家である。そのサリエリが、天才モーツァルトとの出会いと、恐るべき陰謀を告白する。「モーツァルトは殺されたのでは…」。19世紀のヨーロッパに流れたこのミステリアスな噂をもとにしたピーター・シェーファーの戯曲を、完ぺきに映画化。第57回アカデミー作品賞ほか、全8部門を受賞した。
ふんだんに流れる名曲群、舞台にはないミュージカル部分の追加、チェコのプラハでオールロケした美しい映像など、そのすばらしさは枚挙にいとまがない。監督は、チェコ出身の才人ミロス・フォアマン。2人の音楽家の精神的死闘は、見る者を極度に興奮させる。(アルジオン北村)
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
アカデミー賞8部門に輝いた傑作音楽映画。天才音楽家・モーツァルトの波乱に満ちた生涯をドラマチックに描いた感動作。“スーパー・ハリウッド・プライス 【アカデミー賞20選】”。
内容(「Oricon」データベースより)
天才音楽家モーツァルトの生涯を描いた、アカデミー賞8部門に輝いた珠玉の名作。F・マリー・エイブラハム、トム・ハルス、エリザベス・ベリッジほか出演。
モーツァルトと言う、一人の天才の才能に満ち溢れた、そして悲しい生涯を見るための映画…それが「アマデウス」。
豪華な食事・衣装・毎日のように繰り返されるパーティー・舞踏会・オペラ…マリーアントワネットの生涯を思い浮かべると華やかで悲しい生涯を思い浮かべる。
音楽・酒・女・薬・劇…華やかな生活は次第にエスカレートしてゆく。華やかさと惨めさはすぐ隣に存在している。天才モーツァルトも例外ではなく、その才能をねたんだ宮廷音楽家の陰謀により仕事も失い、生活は次第にすさんでゆく。まわり全てが壊れてゆき最後まで騙されたまま死んでしまう。
【関連】アマデウス AMADEUS
監 督 ミロス・フォアマン
出 演 トム・ハルス/モーツァルト
F.マーリー・エイブラハム/サリエリ
みるまえに 18世紀後半、ウィーンを舞台に活躍した楽聖、ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト。彼と、彼の才能をねたむ宮廷音楽家サリエリとの葛藤を描いた映画です。
モーツァルトに関するエピソードは、星の数ほどありますが、なかでも、35歳で夭折した彼の死因に関しては、数々の謎が残されているようです。この映画では、その死を題材にしており、大変興味深い作品となっています。
モーツァルトが、この映画に描かれているように、けたたましいガハハ笑いをするスケベで軽薄な若者であったかどうかは定かではありませんが、謎解きを織り交ぜたストーリー、「かつら」を含む衣装美術、劇中何度も登場するオペラに至るまで、超一級の娯楽作品といえるでしょう。
授業で見せたのは、モーツァルトが初めてオーストリアの宮廷に登場し、時の皇帝ヨーゼフ2世(マリア ・テレジアの息子、マリー・アントワネットの兄)に会う場面。すでに宮廷音楽家として活躍していたサリエリが、モーツァルトを歓迎するための曲を作り、皇帝が自らそれを演奏してモーツァルトを迎える。ところが、モーツァルトは、その曲を「ヘンてこな曲」と言い、1度聞いただけのその曲を、いとも簡単に弾いてしまう。さらに、「ヘンてこな節」の部分を「こうしたほうがいい」とか言って変えてしまう。サリエリの面目は丸つぶれ。皇帝は、モーツァルトの才能に一発で惚れ込んでしまう。このシーンは、権力や既成概念にとらわれないモーツァルトの性格をとてもよく表しているシーンだと思います。
また、この映画では、随所にモーツァルトの楽曲がでてきますが、私が好きなのは、冒頭に流れる交響曲第25番。戦慄が走る場面です。
ものがたり 1823年冬、ウィーンの精神病院でかつての宮廷音楽家アントニオ ・サリエリが意外な告白を始める。「モーツァルトを殺したのは私だ」と……。
かつて、宮廷音楽家として栄光の絶頂にいたサリエリ。その前に現れた一人の小柄で野卑な若者が彼のプライドをずたずたに引き裂いていく。そして、しだいに頭角を現していく彼、モーツァルトに、サリエリは憎悪を募らせていく。
サリエリは、モーツァルトが、皇帝が禁じている内容をテーマにオペラを作曲していることを密告する。そのため、冷遇されることになったモーツァルトは生活のために多くの楽曲を作り続け、体をこわしてしまう。それに追い打ちをかけるように、サリエリは、死神に変装してモーツァルトの家を訪ね、短時間で複雑な作曲を彼に強いるのであった。そして、モーツァルトはこの仕事による過労で35歳という若さで死ぬ。
【関連】つっきーの徒然草
アマデウス
本編の感想
物語はアントニオ・サリエリ(F・マーリー・エイブラハム)が自殺を図るところから始まります。一命を取りとめた彼が病院を訪れた神父に懺悔をし、過去を回想する形で物語が進行します。
サリエリは努力の人でした。音楽の道を進むことに関して、家族はいい顔をしてくれませんし、もちろん金銭的な援助も得られません。でも彼は神を熱心に信仰し、素晴らしい音楽を作ることで神に仕えていました。そして宮廷作曲家の地位まで登りつめたのです。
そんな彼の前に現れたのがモーツァルト(トム・ハルス)。
サリエリは彼の生み出す美しいメロディに神の声を聞いた気がしました。そして「どんな奴だろう」と会ってみると、これがとんでもなく奔放で女にだらしなく、神への信仰心などカケラもないような人物だったのです。
サリエリは神を呪います。「なぜ神の声の代弁者に、あのような下品なものを選ばれたのか?」と。
それからサリエリは策略を巡らし、自分の地位を利用して、モーツァルトが認められないように、そして彼の心身が衰弱するようにと仕向けるのでした。
この映画を観る人でモーツァルトに感情移入する人は少ないんじゃないかなぁと思いました。もちろん、「気の毒だなぁ」とか思ったりはしますが、全面的にモーツァルトを支持しながら観られる人はやはりモーツァルトと等しく「天才」肌の人なんじゃないかなぁと思うのです。
むしろ感情移入しやすいのがサリエリ。(つっきーだけだったらどうしよう/笑)
彼の妬みや嫉妬の感情はストレートに伝わってきます。自分が人の何倍も努力して得たものを、「なんでこんな奴が?」と思うような人間が簡単に手に入れるのを見たら、羨ましいなんて通り越して妬ましく思うのが人間だと思うから。もちろんそれは人間の弱さでもあるわけですが・・・。
この映画の中ではいわゆる「悪役」のサリエリですが、つっきーは彼がいとおしくてたまりませんでした。
ことごとくモーツァルトの邪魔をするサリエリ、でもモーツァルトの音楽の素晴らしさを理解する能力を神から与えられているゆえに(これも残酷だと思うのですよ、神様)、彼が新作のオペラを発表するたびにこっそり聴きに行ったりして・・・。
もし自分と同じフィールドに立つ人たちの中に、突然「天才」が現れたら?
その時、自分の中に生まれる感情はどんなものだろう?やっぱり嫉妬、妬み、恨めしさ・・・。自分の心の弱さを鏡で見せつけられるような映画でした。
ちなみにサントラが素晴らしく良いです。まさにモーツァルト・ベストというかモーツァルト・入門編というか、持っていて損はないと思います。
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230 名前:コメントの引越し 投稿日:2005/06/21(火) 21:18:28 題名:はじめまして [ 編集 ]
つっきー 2005/05/28(土) 18:51
私の記事を引用していただき、ありがとうございます。
この映画を観た人は、モーツァルトとサリエリのどちらに感情移入してしまうのでしょう?
私はサリエリだと思っていましたが、意外と少数派なのかもしれませんね。
共感を抱くわけではないけれど、モーツァルトの不遇な人生に同情してしまう人が多いような気がします。
これからもよろしくお願いします。